はじめに

環境経営は消費者が選択を決める大きなポイントになる

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N695_komorebitotaiyou-thumb-815xauto-14207モノがどこで一番安く売られているのか、インターネットで瞬時に分かる時代です。モノの製造は海外にシフトしており、より安いものが作られていくので、安さを追求するだけでは体力勝負となってしまいます。価格だけを売りにしていれば早晩、淘汰されてしまうでしょう。

大企業のホームページを見ると、その多くに「環境方針」や「CSR」のページが用意されています。近年、経営においては、「ステークホルダー」が重視されています。消費者(顧客)、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関など直接的、間接的に影響を受ける人々、団体、利害関係者である人たちのことを「ステークホルダー」と呼びますが、こうした人たちとバランスをとりながら経営していくことが求められています。企業には社会的責任が求められる面がより大きくなっています。

一方、中小企業では、こうした取り組みが進んでいないのが現状です。環境への取り組みを対外的にアピールしようにも、中小企業で経営企画室や広報部門を持っている会社は少ないですし、大きな予算を投じたり、人員的にも難しいところがあるからです。

それでも中小企業に無理なことだとは思いません。それは、トップの意志決定が速く、組織が迅速に動けること、小回りがきくことなど強みもたくさんあるからです。

何より、インターネット技術が進化し、専門的な知識や難しい操作を必要とせずに、高度な情報発信ができるようになったことがあります。スマートホンの普及により、誰もがインターネットを使って情報を入手できるようになるなど、情報の拡散力や自由度も高くなるなど「情報発信」の環境も大きく変わっています。

今後、売上の追及だけでは生き残れない時代となり、ますます企業の社会貢献が注目されていくでしょう。こうした外部への情報発信、メッセージの受け取り手に、「自社の経営姿勢を伝えること」が重要な鍵になっていきます。

エコはこうした企業の社会責任を果たしていくという意味で、どの企業でも誰もが納得できる社会貢献を掲げ、チャレンジできる分野です。こうした取り組みは企業価値の向上や、良い人材の獲得にもつながり、成長・飛躍のチャンスにもなるはずです。

「今、なぜ環境に配慮した経営が求められるのか?」や、具体的な取り組み、これからの働き方のヒントを探ります。

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橋本滋

ライター。1965年生まれ。横浜市出身。サレジオ学院高校から麻布大学へ進む。新聞・雑誌記者、大手広告制作会社のライター、制作ディレクターとして、紙媒体やWEBで原稿執筆、コピー制作に従事。20年以上にわたり、企業、ビジネスなどの取材を行う。企業・ビジネス、PR、採用、環境問題が得意分野。地球環境問題のニュースサイト「環境ナビ」、環境にやさしいビジネス、トレンドを紹介する「BlueBizNet」等で執筆。
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