はじめに

市場規模は93兆円。急成長するエコマーケット

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環境省は環境産業の市場規模が93兆円、雇用規模は約255万人(2013年)と共に過去最大になったと発表しました。環境産業とは「環境汚染防止」「地球温暖化対策」「廃棄物処理・資源有効利用」「自然環境保全」の4分野を指します。ここに入っていない、農業や啓蒙活動、広告などの環境関連産業を含めると、その金額はさらに大きくなります。

国内では2016年4月、一般家庭などにも電力が完全自由化され、電気が自由に選べるようになります。電力市場は7兆円市場とされ電力会社以外にも、携帯電話、住宅などの関連産業への経済効果の波及も期待されています。

電力市場の改革によって生活も変化します。東京電力は新しいサービスとして、昼間など特定の時間帯、電気の使用量が少ない人向けのプランを発売すると発表しました。携帯電話では利用の仕方によって料金プランが選べますが、今後は電気も同じようにバリエーションに富んだサービスが提供されていくことになるでしょう。

映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル』では、過疎の島が再生可能エネルギーを取り入れ、その後、電力を100%自給し、産業の活性化や街起こしにつなげていくストーリーが描かれていますが、再生可能エネルギーを起爆剤として活性化していく地域が出てくることも期待されます。

スマートシティー、スマートグリッド化が進み、そして関連産業へも波及するでしょう。EU、アメリカなど先進国では国を挙げて力を入れおり、エコビジネスは大きな盛り上がりを見せています。

また、2020年には、東京オリンピックが行われますが、東京都は世界に環境都市をアピールしていくと明言しています。街づくりや施設にもエコが取り入れられ、どんな環境技術が見られるのか、楽しみです。環境問題はたいへんな難問でありますが、それは、また、特に地域や中小企業、働く人にとって大きなチャンスとも言えます。

どんなビジネスも環境問題は無縁ではありません。今、携わっている仕事の中にもきっとできることがあるはずです。そして、外へ発信していくことが大切になっていきます。エコの取り組みは、お客様、消費者とをつなぐキーワードになっていくでしょう。

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橋本滋

ライター。1965年生まれ。横浜市出身。サレジオ学院高校から麻布大学へ進む。新聞・雑誌記者、大手広告制作会社のライター、制作ディレクターとして、紙媒体やWEBで原稿執筆、コピー制作に従事。20年以上にわたり、企業、ビジネスなどの取材を行う。企業・ビジネス、PR、採用、環境問題が得意分野。地球環境問題のニュースサイト「環境ナビ」、環境にやさしいビジネス、トレンドを紹介する「BlueBizNet」等で執筆。
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